シチリア 〈南〉の再発見
シチリア都市の歴史は古い。古代のフェニキア、ギリシャ、ローマに始まり、中世のビザンツ、イスラーム、ノルマン、近代のバロック、リバティ・・・多様な文化が培われ、その歴史の重なりが変化に富んだ地形とあいまって、複雑な都市構造を生んだ。一時は開発から取り残され荒廃した歴史的街区だが、近年、修復再生され、見違えるように元気になった。蘇ったギリシャ都市タオルミーナやシラクーザ、迷宮都市シャッカ、古代の聖地エリチェなど、個性ゆたかな町を都市論の第一人者が読み解き、ヒューマンスケールの「南」の価値を問う。
著者:陣内秀信
出版社:淡交社
サイズ:A5
ページ数:239
発行年:2002.10
