軍艦島 眠りのなかの覚醒
長崎県端島(通称、軍艦島)は炭鉱で栄えましたが、1974年に閉山、無人化しました。以来28年、当時のまま残る建物の朽ちた風景が、島の美しい自然と共鳴し、一種幻想的な世界と化しています。本書は、1986年に新潮社から出版され、3刷りののち絶版となった写真集『軍艦島 棄てられた島の風景』の待望のリニューアル版。雑賀はその後も撮影を継続、新作30数点を含む全91点を、構成も大幅に変更して収録しました。雑賀の撮影日誌や笠原美智子による評論のほか、軍艦島年表や図面など新資料も充実。
著者:雑賀雄二
出版社:淡交社
サイズ:B5
ページ数:143
発行年:2003.03
