ホーム 和の空間をつくる 大江匡「守破離」の意匠

和の空間をつくる 大江匡「守破離」の意匠

セール価格 2,200円(税込)

「守破離(しゅ・は・り)」は、桃山時代の茶人千利休に由来する言葉。コンピュータソフトを駆使して、現代の最先端をいく建築家・大江匡は、茶の湯から学んだ規矩作法を守りつつも、既成概念を破り、伝統からいったん離れて「和」の空間をデザインする。日本建築を現代のスタイルで表現した、そのエッセンスと技法を実例を挙げて解明。

■目次

・はじめに 私が和風建築を手がける理由

・作品

細見美術館 建物の中に外部空間をとりいれる/馬場花木園 鉄骨造と木造の混構造で内露地を実現/山口蓬春記念館 時と文化を「かさね・あわせ」る/恵庵(けいあん) 鉄筋コンクリートの鞘堂に茶室を組み込む/方形の家 リビングに木造の小屋組を見せる/代沢の家 ひとり住まいの茶室/杉寿庵(さんじゅあん) 独自性と普遍性の交点をさぐる/大桶ギャラリー 「和」を守り、脱却する/川越亀屋 木の記憶を再生する/銀座みやこ ビルの中に立体的な露地をつくりだす

・細見美術館 施工主と設計者が語る建築詳細

対談 細見良行 vs 大江匡

・詳細図 図面を読み取る

細見美術館/馬場花木園/恵庵/方形の家

・知っておきたい茶室空間の基本事項

茶室を考える

・掲載建築物の見学ガイド

著者:大江匡

出版社:淡交社

サイズ:A4

ページ数:104

発行年:2005.05