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数寄屋師の世界 日本建築の技と美 山本隆章棟梁の仕事

セール価格 7,201円(税込)

現代を代表する数寄屋師・山本隆章氏は、一人の工匠としてばかりでなく、各分野の職方を統率する棟梁としても、数多くの数寄屋建築を手がけてきた。本書では、大徳寺黄梅院「向春庵」をはじめ、愛知万博「香流亭」・フランスギメ美術館茶室などを克明な写真と図面で紹介し、その仕事の全貌に迫る。併せて、屋根葺き・左官・建具・畳・表具・造園などの職方の仕事にも焦点を当てる。中村昌生・京都工芸繊維大学名誉教授、小林太玄・大徳寺黄梅院住職が特別寄稿。

■目次

・数寄屋師 中村昌生

・数奇屋の美

大徳寺塔頭黄梅院茶室の全容/黄梅院茶室と山本隆章棟梁 小林太玄

・数寄屋師・山本隆章

私の歩んだ道 山本隆章/笛吹嘉一郎師匠の「大河内山荘」

・材を生かす

黄梅院茶室に見る部材の機能と美/大工冥利に尽きる、素晴らしい「木」との出会い‐京都迎賓館

・伝承の技

山本棟梁とともに造る匠たち 桐浴邦夫

・山本隆章の仕事

花晨居/泗翠庵/虚白/潤心庵/これからの数奇屋を思う/香流亭/壷庵

・数寄屋が生きる

京都大原・卯菴での夕ざりの茶事

・About this book

・図面

・あとがき

著者:山本隆章

出版社:淡交社

サイズ:300×215

ページ数:158

発行年:2006.09