京の町家案内 暮らしと意匠の美
花鳥風月を愛でる楽しさと暮らしの文化をつなぐ豊かさを、そこで暮らし商う人を、時をかけてしつけてきた古い町家がいま、ロハスな生活術のヒントをくれる。
なにが美しい?どこが機能的?町家っていつからあったの?
京町家をもっと知りたい人にこの一冊をご案内します。
■目次
・京町家の住み心地 杉本秀太郎
・町家の構成
外観/屋根 格子 ぱったり床几
ミセ/ミチに開かれた職域
玄関/幾重にも重なる結界
庭/都市の中の仙境
ハシリ/ダイナミックな作業場
ダイドコ/家族が集い心通わす交差点
・町家の歳時記
5月/端午の節句
7月/祇園祭
8月/盂蘭盆会
8月/地蔵盆
・町家のデザイン
虫籠窓/格子/犬矢来・駒寄/屋根
竈・火袋/床の間/灯り/下地窓
建具・間仕切り・結界/暖簾/引手
欄間/天井/階段/庭石・延段
・町家のお直し
大工/左官/瓦/畳/建具/唐紙
引手・釘隠/座敷簾・簾/和のあかり
庭/竹工事
・エッセイ
町家がしつけてくれたこと 石橋郁子
・町家暮らしのしきたりと知恵
かど掃き、水撒き/玄関の作法/建て替え
・商う町家
・対談 祇園白川の宿「白梅」再生物語
・町家ウォッチング
・京町家の変遷
京町家の原型/進化する町家/変容する京町家
著者:
出版社:淡交社
サイズ:A5
ページ数:142
発行年:2009.12
