表徴の帝国
ロラン・バルトが「日本を使って、わたしが関心を抱くエクリチュールの問題について書いた。」という書。天ぷら、庭、歌舞伎の女形からパチンコ、学生運動にいたるまで・・・遠いガラバーニュの国「日本」のさまざまに感嘆しつつも、それらの常識を「零度」に解体、象徴、関係、認識のためのテキストとして読み解き、表現体(エクリチュール)と表象(シーニュ)についての独自の哲学をあざやかに展開させる。
■目次
かなた/見知らぬ言葉/沈黙の言語/水と断片/箸/中心のない食物/すきま/パチンコ/中心-都市 空虚の中心/所番地なし/駅/包み/三つの表現体/魂あるものと魂なきもの/内部と外部/平身低頭/意味の家宅侵入/意味の疎外/偶発事/こんな/文房具店/書かれた顔/数百万の固体/瞼/暴力の表現体/表象の部屋/図版説明
著者:ロラン・バルト、宗左近
出版社:筑摩書房
サイズ:文庫
ページ数:232
発行年:1996.11
