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都市への権利

セール価格 1,430円(税込)

都市は投資家や技術者のためにあるのではない、われわれ「利用者」のためにあるのだ!都市への人口・資本集中が加速する産業化社会。それに抗する運動のうねりの中にあって、著者ルフェーブルは、消費社会に従属させられてきた現代人の日常生活を批判する。そして、人間の主体性を取り戻すことを訴え、遊びやアートへの参加を通して「作品」としての都市を創ることを提唱した。コミュニティの意義がふたたび問われる今日、批評理論の分野からも再評価が進むラディカルな「都市革命」宣言書の文庫化。 解説:南後由和

■目次

・まえがき

・工業化と都市化 はじめの概観

・哲学と都市

・細分化された科学と都市現実

・都市の哲学と都市計画的イデオロギー

・都市の特殊性 都市と作品

・連続と非連続

・現実と分析との諸水準

・都市と田舎

・危機的な点の周辺において

・都市的形式について

・スペクトル分析

・都市への権利

・展望か前望か

・哲学の実現

・都市、都市的なるもの、および都市計画についてのテーゼ

・訳者あとがき

・文庫版解説 南後由和

著者:アンリ・ルフェーヴル、森本和夫

出版社:筑摩書房

サイズ:文庫

ページ数:247

発行年:2011.09