コンピュータ・パースペクティブ 計算機創造の軌跡
20世紀を代表するデザイナーのイームズ夫妻が企画・制作し、ニューヨークのIBM館内で開催された展示を書籍化。19世紀はじめにチャールズ・バベッジの構想した「解析機関」から戦後の巨大電子計算機が登場するまでのコンピュータの軌跡を、500点を超す貴重な写真・資料とともに辿る。社会、経済、軍事など現実のさまざまな場面で生じる課題に挑んだ理論家・技術者たち、そして彼らの試行錯誤の末に生み出されたユニークな機械。いくつもの流れが交錯し、影響を及ぼし合いながら、やがて汎用コンピュータへと収束していく過程を浮き彫りにする。
著者:チャールズ・アンド・レイ・イームズ
出版社:筑摩書房
サイズ:文庫
ページ数:336
発行年:2011.08
