立原道造全集 全5巻セット
「いま」と「ここ」にはないものへむけて夢みられた透明なことばの構築。死への傾斜と生への意思とが交錯する詩人建築家の短い生涯の全貌が明らかになる! 35年ぶりに原資料によって新編集した決定版。初めて建設図案、色彩画、デッサンなどの写真図版を豊富に収録し、建設家・造形家・意匠家としての立原にも光を当てた。
・一巻
二冊の詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』をはじめ、生前に発表された詩篇、詩作と並行して書き続けられた物語作品、旧制中学から高校時代までの短歌、中学時代の短期間に発表された戯曲、後年のわずかな俳句など、発表されたすべての創作を収める。
・二巻
わずかな友人などに手渡された四冊の手づくり詩集『さふらん』『日曜日』『散歩詩集』『ゆふすげびとの歌』、未刊詩集『優しき歌』に予定された詩篇や草稿詩篇、物語作品など、第一巻に対応する未発表のすべての創作を収める。
・三巻
早すぎる晩年の、盛岡と長崎への旅にかける自らの想いを綴った二つの紀行を含む内面の手記、評論・エッセイ・編集後記など幅広い散文からなる随想、短歌や詩や夢日記などを記した創作ノート、および昭和二年と五年の日記を収める。
・四巻
若くして嘱望された建築家としての全貌を明らかにする立原の建築図面、幼少からその才能を発揮していたパステル画その他の彩色画、各種ノート中のスケッチとタウトの講義ノート、建築評論のすべて、唯一の翻訳書『林檎みのる頃』などを収める。
・五巻
旧全集未収録51通を増補し、若くして亡くなったにもかかわらず膨大な量の残された書簡674通を集成、また二つの出席座談会、生涯の生活史と作品制作・発表歴と時代史を読みやすく表示する年譜などを収める。
著者:立原道造、中村稔、安藤元雄、宇佐美斉、鈴木博之
出版社:筑摩書房
サイズ:A5変
ページ数:
発行年:2010.09
