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近代日本の洋風建築 開化篇

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開国から敗戦までの90年の間、縄文時代このかた木造建築しか知らなかった日本人は、石と煉瓦に由来するヨーロッパ建築と格闘し続けてきた。長い日本の建築の歴史の中で見れば、飛鳥時代に大陸の仏教建築を受け容れた時以来の、正確にはそれ以上の激しい変化の時代であった。

日本近代建築史学に衝撃を与えた藤森論文の集大成、「開花篇」では、お雇い外国人や擬洋風の大工の仕事から、辰野式の西洋館が日本各地に建造されるまでを描く。

■目次

I. 明治の都市と建築

II. 明治の洋風建築 ウォートルス、煉瓦街、そして銀座

III.コンドル 明治期における国家と一浪漫主義建築家

  絵師暁英と建築家コンドルの間

  国家のデザイン

・後記

著者:藤森照信

出版社:筑摩書房

サイズ:A5

ページ数:396

発行年:2017.02