ホーム サヴォワ邸/ル・コルビュジエ ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅 1

サヴォワ邸/ル・コルビュジエ ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅 1

セール価格 2,640円(税込)

五十嵐太郎氏と後藤武氏が選者となり、20世紀住宅の世界的傑作を厳選し、豊富なビジュアルと平易な語り口で紹介するシリーズ。執筆者である建築家たちがその家を訪問し、体感した発見を伝える。第一弾はル・コルビュジエによる名作、サヴォワ邸。施主からの細かな条件、オーヴァーしたコスト、度重なる設計案の変更など、建築家と施主とのギリギリのやり取りを現在の視点から読み解いていく。図面、模型写真も充実。写真はフィリップ・リュオーによる新規撮影。

■目次

・はじめに

・第1章 サヴォワ邸 20世紀住宅の原型

サヴォワ夫人からの手紙/チャーチ邸を見て依頼/不動産としてのサヴォワ邸 概要/実はローコスト 建設と構造/トラブル続き サヴォワ邸のその後/画家、ピエロ・デッラ・フランチェスカ/「キリスト鞭打ち」の謎/「深い空間/浅い空間」/奇妙な符号 ニ分割された画面/運動する空間/グリッドの乱れ/ル・コルビュジエが残したヒント 水平連続窓の分析/6つのサヴォワ邸 計画案の変遷/悩まなかった配置計画/ル・コルビュジエの見積り/10月28日(1928年) 計画案その1/11月6日案 計画案その2/11月7日案 計画案その3/11月26日案 計画案その4/12月17日 計画案その5/4月12日案(1929年) ついに決定/美術館で展開される螺旋のアイデア/空想ギャラリー=サヴォワ邸/「キリスト鞭打ち」再び/そもそも、なぜサヴォワ邸は名作なのか 近代建築の5原則を超えて/パラディオとル・コルビュジエ コーリン・ロウ「理想的ヴィラの数学」/曖昧さ ロバート・ヴェンチューリ「建築の多様性と対立性」/現代のル・コルビュジエ 1 リチャード・マイヤー/現代のル・コルビュジエ 2 レム・コールハース/1920年代ヨーロッパの精神的風景

・間奏 サヴォワ邸 言葉の森

・第2章 ル・コルビュジエ 再発見

LE CORBUSIER CLONICLE ル・コルビュジエの生涯/LE CORBUSIER FOCUS/LE CORBUSIER VOYAGE 起源への旅-メタモルフォーゼ

・資料編

・あとがき ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅

著者:中村研一、五十嵐太郎、後藤武

出版社:東京書籍

サイズ:215×180

ページ数:155

発行年:2008.06