イームズ・ハウス/チャールズ&レイ・イームズ ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅 2
五十嵐太郎氏と後藤武氏が選者となり、20世紀住宅の世界的傑作を厳選し、豊富なビジュアルと平易な語り口で紹介するシリーズ。執筆者である建築家たちがその家を訪問し、体感した発見を伝える。第2弾は20世紀アメリカ・デザインの巨匠チャールズ&レイ・イームズの自邸。岸和郎が建築家の眼から徹底的に分析し、メディア論的な視座まで提供している。
■目次
・はじめに
・第1章 イームズ・ハウス 再訪
1981年 初めての訪問/ロサンゼルスという都市/奇妙な配置 樹木に覆われた家/イームズ・ハウスの「正面性」 A-B-B-グリッドの謎/斜めの視線 アルコープから/エレベーションのデザイン/スクリーンとしてのエレベーション/外縁=エンベロープとしてのエレベーション/リフレクション・オブ・ザ・ワールド 世界を映し出す住宅/ズーミング イームズがやりたかったこと/Discussion 岸和郎+後藤武、五十嵐太郎、渡辺真理、米田明、高木真哉
・第2章 アメリカの近代住宅の多様性 イームズ・ハウスの位置付けを巡って
はじめに/1 シカゴ 都市郊外と自然/2 東海岸の近代住宅 「アンダーステイトメント」であること/3 ロサンゼルス「天使達」の街/4 ふたたび、イームズ・ハウスへ
・写真 Light、Shadow and reflection Eames House by Philippe Rualt
・資料編
イームズをもっと知るための主要参考文献リスト/イームズ年表/チャールズ&レイ・イームズ・ポートレイト/MAP イームズ・ハウスの歩き方
・あとがき
著者:岸和郎、五十嵐太郎、後藤武
出版社:東京書籍
サイズ:215×180
ページ数:155
発行年:2008.08
