ホーム 新建築臨時増刊 建築業協会賞50年 受賞作品を通して見る建築 1960-2009 BCS Prize-winning Works 1960-2009

新建築臨時増刊 建築業協会賞50年 受賞作品を通して見る建築 1960-2009 BCS Prize-winning Works 1960-2009

セール価格 3,981円(税込)

建築業協会賞(BCS賞)は、1960年に創設された。建築をデザインだけでなく、「企画・設計・施工・管理など、建築に関わる全プロセス」を評価することで選出された受賞作品からは、建築を取り巻いてきた「時代の要求」を垣間見ることができる。

本書は、こうした受賞作品を5つのトピックによって紡ぐことで、日本建築50年の歩みを明らかにしようとするものである。

■目次

・STATEMENT

・巻頭資料

・巻頭対談 グローバル化時代に考えるニッポンの建築と建設業

 伊東豊雄+山内隆司

・Topic 1 経済・社会的側面から見る日本建築の50年 論文執筆 松葉一清

  黄金時代 経済成長とモダニズムの共振

  変化の徴 万博後の経済・社会、そして建築

  膨張する経済 動き出す都市と反近代の潮流

  バブル経済の崩壊とグローバリズムの台頭

  再構築への模索 都市・地方、建築に吹き込む命

・Topic 2 デザイン・計画史 論文執筆 馬場璋造

  近代化の実現

  成長から成熟へ

  円熟、そして次代への萌芽

  多様化する建築

  環境の世紀を迎えて

・Topic 3 構造史 論文執筆 川口衛

  新しい大空間構造と超高層への挑戦

  超高層技術の進展と次代の種

  多様化する構造技術

  膜構造の隆盛

  構造が拓く新しいデザイン

・Topic 4 設備史 論文執筆 石福昭

  ファンコイルユニット、単一ダクト方式の主流化

  設備の工業化を促進した超高層ビル

  普及する省エネルギー技術

  技術革新による「持続可能な開発」への貢献

  共生・ハイブリッド化の進展

・Topic 5 施工史 論文執筆 嘉納成男

  近代的施工技術の確立

  機械化・工業化の進展

  建設ロボットとCADの登場

  環境・省資源化への取り組み

  3次元CADと計測技術の発展

・特別対談 BCS賞のあゆみと次代への展望

 香山壽夫+竹中統一

・建築業協会賞受賞作品一覧

著者:

出版社:新建築社

サイズ:A4

ページ数:223

発行年:2009.12