
新建築別冊 Arupが考えるサステナビリティ 建築・都市の可能性
急速に進む地球温暖化からCO2排出量の少ない建築が求められるようになり、環境性能への注目が高まりました。本書は『新建築』2023年6月号~2024年3月号に掲載した連載「Arupが考えるサステナビリティ 建築・都市の可能性」(全10回)を加筆・改稿し、新規記事を加え再構成したものです。世界中でプロジェクトを抱えるArupの東京事務所の若手エンジニアが、建築の環境配慮だけでなく都市や経済など、さまざまな側面からサステナビリティを見つめ直し、2030年、2050年に向けて、今、何ができるのかを探りました。環境問題を鵜呑みにせず、しかも自分ごととする、彼らの姿勢と実践から、次の一歩を見出してほしいと思います。
■目次
第1章 建築を取り巻くパラダイムシフト
第2章 はじめよう、サーキュラーエコノミー
第3章 WLCAがもたらす未来
第4章 エネルギーと建築環境デザイン
第5章 建物運用とデジタル技術
第6章 グリーン・スワンが導く未来
第7章 誰がためのサステナビリティ
第8章 サステナビリティを実現する都市のあり方
第9章 トータルデザインに見出すサステナブルな未来
第10章 サステナブルな建築とは
第11章 海外の実践に学ぶ
80 Charlotte Street(ロンドン)
1 Triton Square(ロンドン)
デルフト工科大学Echo棟(アムステルダム)
第12章 理想的な未来を描けているのか?
企画記事
建築の循環、ドバイから大阪その先へ 永山祐子×大林組×Arup
アルミ建材の循環 LIXIL×Arup
サステナビリティを広げる土の3Dプリンター建築 Lib Work×小川大志×Arup
著者:
出版社:新建築社
サイズ:B5
ページ数:121
発行年:2025.04