
新建築臨時増刊 都市型住居の設計手法
西欧において都市型住居が成立した歴史的位置づけ、今までに試みられてきた都市型住居の設計手法の分析、さまざまな条件に対応する具体例、ロンドンのタウンハウスと京都の町家の比較など、あらゆる角度から都市型住居の問題点を取り上げる。
■目次
・対談 日本的都市型住居への道
芦原義信+藤本昌也
・都市の住まいのニ都物語 小沢明
・都市型住居の手法分析 栗生明
街並みへの表情/自然光の採り込み/通風を考える/防犯・防音・防災/狭さを克服する/外部空間の導入/視線の制御/道路から内部へ/外部との接点/環境への配慮/建築協定
・都市型住居 作品10題
鷺宮の家 松原忠策・宗幸彦/安藤邸 PALインターナショナル一級建築士事務所/ニラム邸 原広司+アトリエ・ファイ/大和町の家 室伏次郎・アルテック建築研究所/左近充邸 現代計画研究所/BAU BAU-AN 武者英二研究室/大久保の家 相田武文・西村捷之/光筒のある家 西野善介建築研究所/コープ内野平野 都住創プロジェクトチーム/パセオ三光坂 TRIAD建築設計事務所
・テラスハウスと町家の比較 小川守之+宗幸彦
・ロンドンのテラスハウスに住む 川上喜三郎
・都市型住居設計のチェックポイント 黒沢隆
・住宅のファサードを考える 三宅理一
・ルポルタージュ 都市型住居-もうひとつの現在
ハウジング計画ユニオン(HPU第1次コア)
都市の中の町と住宅-東京と大阪を歩いて 大野勝彦
紀州亜米利加村 渡辺豊和
・YOKOTA アメリカ村 石山修武
・アジアの拡がりの中で 布野修司
著者:
出版社:新建築社
サイズ:A4
ページ数:236
発行年:1981.06