JA 66　風景へ Towards a New Architecture-scape

狭小敷地に様々な形や大きさの建物がバラバラと密集して建っているのが今日の日本の都市の姿だ。多様なものが並列的に存在する状態を肯定し、それが美的に成り立つような建築のあり方を創造することが日本の都市を積極的に生きる道筋だ。本特集は、21世紀の日本において都市住宅の新たな方向性を示すために「風景へ」と名付けられている。

■目次

・エッセイ

東京の空所を内部空間化して世界に開く　坂本一成

・イントロダクション　室内風景の沿線

二条城二の丸御殿、栗林公園掬月亭、高松城披雲閣、南台の家、塔の家、住吉の長屋、東京遊牧少女の包、ウィークエンドハウス

・対談　現代の風景をめぐって　塚本由晴×西沢立衛

・配置図／空間とボリューム

・作品

森山邸　西沢立衛建築設計事務所／House A　西沢立衛建築設計事務所／Garden & House　西沢立衛建築設計事務所／T プロジェクト　石上純也建築設計事務所／月島の家　石上純也建築設計事務所／西所沢の住宅　佐藤光彦建築設計事務所／ハウス＆アトリエ・ワン　アトリエ・ワン／クス・ハウス　アトリエ・ワン＋寺内美紀子＋池田昌弘／QUICO神宮前　坂本一成研究室＋アトリエ・アンド・ワイ／N project　藤本壮介建築設計事務所／ハウスT　乾久美子建築設計事務所／五反田の住宅　長谷川豪建築設計事務所／2004　中山英之＋名和研二／積層の家　大谷弘明