
JA 33 ANTONIN RAYMOND アントニン・レーモンド
帝国ホテルを設計するライトの助手として来日し、生涯の約半分を日本で過ごしたアントニン・レーモンド。日本の中にこそ「近代建築」の原理があるとし、それを表現し、自らモダニズムに基づく「近代建築」をつくりあげ、さらにそれを乗り越えようとした。2度も日本建築学会賞を受賞し、日本の建築界に多大な影響を与え、一生の間に400件以上の作品を作った。彼の下からは吉村順三、前川國男をはじめとして数多くの建築家が排出された。彼の残した思想とその空間を、新規撮りおろし写真を中心に紹介する。掲載作品 軽井沢の新スタジオ/霊南坂の自邸/軽井沢夏の家/麻布の自邸・事務所/葉山海の家/レーモンド農場/イタリア大使館日光山荘/トレッドソン別邸/小寺別邸/川崎守之助邸/もみの木の家/聖ポール教会/東京女子大学礼拝堂・講堂/東京ゴルフクラブ/リーダーズ・ダイジェスト東京支社/群馬音楽センター/他
著者:
出版社:新建築社
サイズ:A4変
ページ数:136
発行年:1999.04