住宅建築　2000年10月号 特集 防寒と開放感と 北海道における＜寒地住宅＞の新しい試み8題

特集 防寒と開放感と 北海道における＜寒地住宅＞の新しい試み8題

北海道では戦後からの防寒対策が功をなし、住宅性能には何ら問題がなくなってきた。そこで最近の若手は、これまでの流れを受け継ぎながらも、この確立された性能を基に、各々のデザイン、住まい観を徐々に追及し始めているようだ。それは、ビニールハウスのような軽さをもったり、壁の中で心理的な広がりを求めたり、土地が持つ記憶を建物に放してやったり、中間領域で緩やかに広がりを求めたり、様々である。平尾稔幸／米田浩志／山之内裕一／土谷秀樹／野口孝博

25年前に設計した家の立替え - 小野昌弘