ホーム 住宅建築 2006年07月号 林雅子という建築家

住宅建築 2006年07月号 林雅子という建築家

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■特集 林雅子という建築家

・巻頭論 融通無碍の自由さ 相違する無数の居心地が並存する家 古谷誠章

・林雅子のつくるすまいと空間

「すまいづくりの原点」

Oさんのすまい 1952年 清家清研究室時代の処女作/O夫人のすまい 1953年 磨き丸太の小屋梁を現しとした艶のあるすまい/平らな屋根のすまい(私たちの家・I期)1956年 シンプルな生活を楽しむ練られたプラン/私たちの家・II期 1978年 暮らしの歴史と環境の変化に対応したアクロバティックな増改築

「単純明快でたおやかな空間」

草崎クラブ 1964年 電柱丸太を使った合掌がつくる三角形の大空間/末広がりの家 1965年 丸太の小屋根がつくる骨太の空間/霞ヶ浦の家 1970年 複雑な木構造と暮らしを楽しむすまい/崖の家 1975年 崖地を活かし大きく跳ね出す空中に浮くすまい/ギャラリーをもつ家 1983年 南北に大きく跳ね出す住空間

「躍動する近代を表現した空間」

門構えのオフィスビル 1963年 瓦屋根を載せた長屋門のオフィスが都市的風景を生成/海のギャラリー 1966年 厳しい環境に耐える大胆な構造で、海中を繊細に表現/三泉寮(日本女子大学軽井沢寮)1979年 森に囲まれた鉄トラスを現しにした大空間

・浜口ミホという存在 戦前・戦後をつなぐ視点から 宮内嘉久

・座談会 「空間の骨格」という思想の林雅子流 論理的な構造と直観力がつくる空間

林昌二×石堂威×平良敬一

■その他

・今月の2題

金山町きごころ橋 設計=片山和俊+DIK設計室

湖北白ばら幼稚園 設計=アトリエ・ヨシダ 構造設計=増田建築構造事務所

・平成18年度東京建築士会「住宅建築賞」報告

「生活」という今日的なデザインテーマをどう考えるか 鷲海浩康、藤本壮介他

■連載

・世界の集落めぐり ドイツ・フロイデンベルグ

・時を越えて生きる 町の歴史を見守ってきた土蔵を記念館に 芭蕉の館

・新田園都市実験

著者:

出版社:建築資料研究社

サイズ:A4

ページ数:164

発行年:2006.07