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孤立する都市、つながる街

セール価格 1,980円(税込)

かつて「自由」の象徴だった都市生活では、コミュニティの希薄化が進み、住民は孤立し、精神的・物理的に追い込まれている人々の問題、「玄関の中で起きている問題」が見えにくくなっている。本書は、研究者、地方行政担当者、地域活動の専門家たちが自らの活動で得た経験・エピソードを豊富に紹介しながら、地域の人々が支え合い、街の価値を上げるための方策を多方面から解説。

■目次

はじめに 生きづらい都市への挑戦

第I部 「孤立する都市」で何ができるのか

・一瞬で滑り落ちる若者たち 切れ目ない支援を目指す

・孤独な都市の子育てと群れられない子ども まちで子どもが育つための取り組み

・SOSが出せない無縁コミュニティ 地域共生社会への挑戦

第II部 「つながり」を創出するために、何を考えるのか

・閉じて固まった地域を開く 創発するコミュニティによる郊外の継承

・当事者意識が薄い人々を変えられるか 持続可能な経済圏を生み出すには

・複雑で不確実な地域課題に挑む 共創と未来社会デザイン

・公共の再構築を実現するには 国が進めるべき3つの政策

終章 つながるまちへ 社会創造資本が都市を変える

著者:保井美樹、全労済協会「つながり暮らし研究会」

出版社:日本経済新聞出版社

サイズ:四六

ページ数:253

発行年:2019.10