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仕舞える住まいの収納学 ゴタゴタ病根本治療の処方箋

セール価格 2,934円(税込)

モノ溢れ、片付けても片付けても片付かない今どきの住まい。日本の住まいはなぜ片付かないのか。レントゲン技師のようにモノ溢れの生活場面を透視して、その原因の相関を解剖したゴタゴタ病根本治療の処方箋。

■目次

・はじめに 片づけても片づけても、片づかない-住まいの収納苦症候群(シンドローム)の処方箋

・第1章 人、物、生活空間-人、道具、生活系混乱の構図

人、道具システムと生活空間-ゴタゴタ病の病因の構図/溢れ始めたモノの正体-近代産業の功と罪/西欧では片づいている-ゴタゴタ病は日本に特有な近代病/物持ちの持ち物学-家財道具、そして形見

・第2章 仕舞う物と仕舞われる物-収納の類型学

収納スツール-お尻の下の宇宙/薬箪笥・百味箪笥-医の哲学と収納具のデザイン/階段箪笥-便利のシンボル収納具/針箱よりも裁縫箱-箱に入れても出し並べ収納/出し並べ仕舞いの系譜-見つけ、見分けアナログ分類法/みずから身仕舞いする道具-仕舞う道具と仕舞われる道具の関係/見せる収納-不時の用に備えて/吹き溜まる物たち-テレビの上を見せてください

・第3章 仕舞うための住まい-収納の空間学

全面床下収納の家-引越し苦症候群への対応策から/世界一周「玄関」の旅から-解説員常駐・玄関博物館/玄関から住まいを設計する-玄関と勝手口はまったく異質/ダイニング玄関の家-二十一世紀日本型住居提案モデル/土間に居たがるモノたち-高さ方向の収納設計/勝手口から住まいを設計する-定年帰農の家/収納たくさんの夢-冗談から駒、収納工夫よもやま話

・第4章 家の中だけでは片づかない-社会工学の視角から収納を

私有と共有-私有・家財化強要の時代/高度サービス社会-銭湯の収納システム/引越し苦の抜本的解決法-コミュニティ・ストレージ利再来センター/生活文化財ひと揃えの社会的収納庫の提案-じつはもう手遅れだった

著者:山口昌伴

出版社:農文協

サイズ:B5

ページ数:158

発行年:2007.11