「木組」でつくる日本の家 むかしと今を未来につなぐ家づくり
今の家は国籍不明、30年でゴミになる。一方、地元の山の木を組んで作った古民家は、耐震性も高く暮らしやすい日本の知恵の結晶。住まい手が納得、安心できる家づくりが職人を生かし町並みを整え、山を元気にする。
■目次
・第1章 木組が支えた日本の家
民家の木組に学ぶ/合理的な古民家の架構/開放的で耐震的な家づくり/水と火と木造住宅/豪雪地帯の町家再生/「日本の家」を取り戻そう
・第2章 「木組の家」づくりと設計者
家づくりと設計者の役割/気候風土に根ざした家/家づくりと地域景観/「こだわり」の整理学/設計者の小さなメディア
・第3章 住まい手と山と職人をつなぐ
家づくりを山づくりにつなげる/ワークショップ「き」組の家づくり/木組は人組-「木組」でつくる日本の家
著者:松井郁夫
出版社:農文協
サイズ:B5変
ページ数:160
発行年:2008.03
