ホーム 伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた 「木の家は三百年」実践記

伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた 「木の家は三百年」実践記

セール価格 1,760円(税込)

三坪小屋なら100%伝統工法で建てられる。職人を探し、木材を決め、よいとまけで棟上。壁土を塗り囲炉裏を切り茅を葺く。風土が育てた本当の日本の家。今ならまだ伝えていけるコンクリも鉄骨もない家のつくり方。

■目次

・第1章 茅葺き小屋を建てる

 思い立ってから設計まで

「屋内に茅葺き小屋を展示」の新聞記事が掲載される/茅の再利用を申し出る/大工さん達が来る/土壁のできる左官屋さん見つかる/茅が運ばれて来る/群馬県富岡市に古材を見に行く/横浜港埠頭に古材を見に行く/図面が送られて来る/栗材に決める/現地で左官屋さんと会う/工務店で打ち合わせ/岩手県遠野へ栗材を見に行く/遠野ふるさと村を見学/小屋の意匠を決める

 よいとまけをして棟上げに至る

地鎮祭準備/地鎮祭/よいとまけで地形をする/栗材が届く/墨付け見学/田植え/小屋組の確認/和釘届く/「ひかりつけ」/棟上げ/楔で止める

 茅屋根を葺き、壁を塗る

蚊の襲来/屋根工事足場材を運び込む/茅ごしらえ/屋根の下地/軒付け/木舞/平葺/「ぐし」/ぐしはすでに斑に変色してきている/雨でも作業ができる/土壁塗り/稲刈り/床貼り/囲炉裏/三和土/障子を運ぶ/竣工/付記-中塗り

・第2章 聞き書き 伝統建築を支える人々

栗材 佐々木栄次郎さん/大工 高橋淳一さん/左官 八巻六郎さん/壁土 染谷勇さん/和釘 平川力さん/杉材 井上淳治さん/茅葺き師 伊藤正章さん/竹 渡辺綱記さん/藁縄 斉藤勝勇さん/島茅 浅野清さん/杉皮 高野堅氏さん/障子紙 沢村正さん

資料-小屋の部位名称

著者:原田紀子

出版社:農文協

サイズ:B6

ページ数:190

発行年:2008.09