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バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン 伝説のデザイン学校が考えた、キッチンと暮らしの道具

セール価格 2,200円(税込)

伝説のデザイン学校が考えた、キッチンと暮らしの道具を集めた展覧会のカタログ。近代社会のな

かの新しい女性像と、彼女達のために現れた生活の新しいデザインを、バウハウスで生まれたキッ
チンに象徴させるとともに、色々な視点で再確認する。また同時に、生み出されたプロダクツの機
能的かつモダンな意匠のみならず、バウハウスが初期から包含していた教育・制作・生産の共同体
としての側面を支えた、学生食堂とそこで供される「食」への意識や、調理法などドメスティック
な面も含めた、もう一つのバウハウス・テイストを明らかにする。

■目次

・ごあいさつ

・卓上のバウハウスデザインと、マイスターキッチン

 陶器工房/マイスターハウス/金属工房/テルテン集合住宅

 ハウス・アム・ホルン

・論考

 20世紀の「ドールキッチン」 -「新しい女」マルガレーテ・リホツキーと

 フランクフルト・キッチンをめぐって 田中純

 バウハウスに、泊まって測ってわかったこと 渡辺雅純

・バウハウスがわかる、7つの質問

・バウハウス年譜

・新しいキッチン

・マスダスナン

・論考

 初期のヴァイマール・バウハウスにおけるマスダスナン料理

・バウハウスと新しい女性

 女性が活躍した織物工房

 マリンネ・ブラント

・論考

 新時代の人間 新時代の人々が学ぶ場所としてのバウハウス トルステン・ブルーメ

 バウハウスとキッチン トルステン・ブルーメ

 家事を完璧に、より簡単に

 テオドール・ボーグラーと陶器工房 岩井美恵子

 Die Mazdaznan-Kuche am fruhen Bauhaus in Weimar

 (初期のヴァイマール・バウハウスにおけるマスダスナン料理、ドイツ語原文)

・エッセイ

 キッチン作業にはシンプルな器具が似合う 向笠千恵子

 女性から視るバウハウスデザイン 石山修武

著者:石山修武、岩井美恵子、田中純、トルステン・ブルーメ、向笠千恵子、渡辺雅純

出版社:美術出版社

サイズ:190×130

ページ数:150

発行年:2010.09