
D&DEPARTMENTに学んだ、人が集まる「伝える店」のつくり方
本書では、ナガオカケンメイが新しい「売り場」コンセプトをつくりあげるまでのストーリーと、店づくりの実践Q&Aを公開。実際に自己資金でD&DEPARTMENT PROJECTの店を運営している地方店のオーナーたちの話も含めて紹介。
つくり手やメーカーとともに歩む姿勢、人の集まる場(カフェ、イベント)づくり、集まった人たちをどうつなぎ、どう広げるかなど、D&DEPARTMENT PROJECTの活動には「ものを売る、人を集める、継続させる、つくり手・地場産業を支援する、地域を復興させる」など、興味深いテーマが詰まっている。
■目次
・はじめに
・第1部 ナガオカケンメイが考える「伝える店」、
D&DEPARTMENT
デザインって、消費されるだけでいいのかなと思った。/
D&Dに来た人が「デザインに関心をもって帰ってくれる」ために。/
主要6都市に店を出せば、考え方が一気に広まると思った。でも、
それでは利益追求型の展開だと気付いた。/
東京の「かっこいいスタイル」が通用しない大阪店。
ほか
・第2部 D&DEPARTMENTのつくり方
D&DEPARTMENTのパートナーになるために必要なことは?/
物件を探すときのポイントは?/
人が集まる店内構成の秘訣とは?/
店頭で扱う商品は、どうやって選ぶ?/
ディスプレイや販売方法の注意点は?/
リサイクル品の仕入れ方と売り方は?/
ほか
・第3部 D&DEPARTMENTを体験する
・おわりに
著者:ナガオカケンメイ
出版社:美術出版社
サイズ:四六
ページ数:221
発行年:2013.03