食う寝る遊ぶ 小屋暮らし
長野県・御代田に建てた小屋「線と管に繋がっていない住宅」での実験が、地球規模の問題というより「自身の暮らしに密着した問題に対してできること」であることに気づいた著者。不便と不自由と背中合わせの小屋暮らしを、生活の知恵と創意工夫の精神で乗り切っていくこと、住まいで営まれる「食う、寝る」という基本的な生活行為を、自分らしいやり方で愉快にしていくこと。
不便も愉しい小屋暮らしから、よき住まいのヒントが浮かび上がる本書。中村好文が作って、住んで、実感した、人が「暮らすこと」の原点。
■目次
・はじめに
・一章 小屋への道のり
・二章 開拓者の家
・三章 働き者の小屋
・四章 普請三昧
・五章 普請三昧 その2
・六章 食う寝るところ
・七章 朋有り、遠方より来る
・八章 畑仕事
・九章 大工仕事
・十章 ハム作り
・十一章 風呂小屋
・おわりに
著者:中村好
出版社:PHP研究所
サイズ:220×185
ページ数:112
発行年:2013.04
