
20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ
20世紀を代表する彫刻家、イサム・ノグチ(1904‐1988)。彫刻のみならず、舞台美術や家具デザイン、陶芸など幅広い活動を展開したその全体像を、晩年の石による抽象彫刻を含む全80点の国内外の優品によって紹介。展覧会公式図録
■目次
・「イサム・ノグチ-彫刻から身体・庭へ-」展によせて ジェニー・ディクソン
・舞踊神のいる庭―イサム・ノグチ、あるいは未来のディオニソス 新見隆
・第1章 身体との対話
北京ドローイング―身体から抽象へ 宗像晋作
イサム・ノグチの彫刻と身体について 瀧上華
・第2章 日本との再会
自然を知ること イサム・ノグチの陶彫 宗像晋作
AKARIの発展とノグチの想い 木藤野絵
・第3章 空間の彫刻―庭へ
空間と大地 イサム・ノグチの庭について 福士理
セントラルパークのためのプレイグラウンドのプランに関する考察 田口慶太
・第4章 自然との交感―石の彫刻
ノグチ晩年の大型玄武岩作品の文脈 ダーキン・ハート
・対談:和泉正敏(公益財団法人 イサム・ノグチ日本財団 理事長)×新見隆
・資料編
年譜/参考文献/出品作品リスト
著者:新見隆
出版社:平凡社
サイズ:B5
ページ数:170
発行年:2017.11