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新編 住居論

セール価格 3,960円(税込)

山川山荘から岡山の住宅、熊本県営保田窪第一団地へ。家族という単位を「共同体内共同体」として空間モデルから問いなおし、ビルディングタイプ=制度の臨界点へと踏み入った20年間(プラス10年)の記録。新たな「コモン」を探る思索と実践。2024年、プリツカー建築賞受賞者の原点がここに。解説・原武史。

■目次

・はじめに 

・Ⅰ 住居論

 住宅擬態論

 住居シミュレーション

 形式としての住居

 パブリック/プライベートは空間概念である <閾>という概念をめぐって

・II 住居計画

 私的建築計画学

 破産都市

・III 『住居論』以後

 建築は仮説にもとづいてできている

 痴呆性老人のための施設

 看護・福祉は社会システムである

 ネットワークの建築

 建築は隔離施設か

 建築の社会性

・IV 領域論

 領域論試論

 閾論Ⅰ

 閾論II 〈ルーフ〉に関する考察

・あとがき

・平凡社ライブラリー版あとがき

・新版あとがき

・解説 原武史

著者:山本理顕

出版社:平凡社

サイズ:B6変

ページ数:312

発行年:2024.12