デモクラシーを〈まちづくり〉から始めよう シャッター通りから原発までを哲学する
原子力ムラやシャッター通りはなぜできたのか? 大型ショッピングモールやタワーマンションはなぜ悪なのか?「仲良し=コミュニティ」からの脱却こそが、政治不在の日本を救う。
■目次
・はじめに
・第I部 「まちづくり」の正義とは何か
原発による「まちづくり」は何ゆえに破綻したのか
シャッター通りの元凶はショッピングセンターなのか
「騒音オバサン」を「まち」から排除できるのか
高層マンションを景観のために削ることは可能なのか
・第II部 見当違いの処方箋
法制度で街並みは整序されるのか
「コミュニティ」は志向か、それとも暴力か
住民参加が社会的合意なのか
ゲーテッド・コミュニティは社会悪なのか
・第III部 地方自治から市民社会へ
「都市」とは何か
「市民」とは何か
「政治」の契機をどこに求めるのか
あらためて問う、「まちづくり」の正義とは何か
著者:竹井隆人
出版社:平凡社
サイズ:四六
ページ数:292
発行年:2013.06
