
いい家をつくるために、考えなければならないこと
誰もが「いい家」を望んだはずなのに、なぜ、多くの人が家づくりに失敗し、これほどまでに魅力のある家が建たないのか。骨太な梁や柱による、がっしりとした骨組み、床や天井に配された木目の美しい無垢材、天然の土や顔料を用いた風合いある左官壁。細部にまで職人の手技が行き届いた住宅を700棟以上も手掛けた建築家が明かす、満足のいく家を建てるための方法。情報過多のなか、家を求める多くの人が、「知らなくていいことを多く知り、知るべきことをあまりにも知らない」という現実に、一石を投じる。
■目次
・いい家のために、まず考える
・建設コストの考え方
・設計者の二つの役割
・住宅の構造(骨組)について
・現代の住宅素材を考える
・情報に流されない眼を養う
・メンテナンスの大切さと保証制度
・空間について考える
・なぜ家をつくるのか
・住まい塾の家づくり
著者:高橋修一
出版社:平凡社
サイズ:四六
ページ数:264
発行年:2018.09