
和室学 世界で日本にしかない空間
和室は日本独自の建築様式として数々の特徴を持つが、近年は造られることが少なくなっている。日本家屋のシンボルとも言える和室の、将来性と存在意義を徹底的に検証する一冊。
■目次
・はじめに 和室の再発見と新生への道 松村秀一
・和室とは何か 服部岑生
・和室の起源と性格 藤田盟児
・近世和室の豊饒な世界 小沢朝江
・茶の湯と和室 桐浴邦夫
・唯一無二の畳 平井ゆか
・明治維新以後の和室 内田青蔵
・モダニズム建築の和室 上西明
・和室の現象学 鈴木義弘
・日本人の暮らし方と和室 岡絵里子
・和室の世界遺産的な価値 稲葉信子
・むすびに 松村秀一
・和室 この100作品 松本直之
著者:松村秀一、服部岑生
出版社:平凡社
サイズ:A5
ページ数:366
発行年:2020.10