
崇高と美の起源
「私の意図は、美を崇高と区別して考察することであり、、どの程度まで美と崇高が一致するのかを検討することである」。巨大で危険な対象がもたらす感動「崇高」は恐怖と緊張を喚起して神経を運動させる。一方「美」は身体全体の組織を弛緩させて快を生じ、「愛」の情念を生み出し、社交をも促進する。崇高と美は市民社会構成のための主要な社会的原理であるとし、19世紀ロマン派への道を拓いた美学史上に残る不朽の名著。
著者:エドマンド・バーク
出版社:平凡社
サイズ:B6変
ページ数:272
発行年:2024.04