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古建築調査ハンドブック

セール価格 1,540円(税込)

私たちの身のまわりには多数の古建築がある。過去に建てられた建物は、歴史的・文化的に価値があるだけでなく、我々の生活環境を形成する重要な要素として存在している。古い建物を文化財として保存してゆくにせよ、改修して使い続けるにせよ、その建物の歴史的・文化的な価値を認識しておくことは不可欠である。それでは、そのための調査はどのように行うのか。寺社・民家など、古建築の歴史的・文化的価値や特質を調査する際の、調査項目・方法の要点を簡潔に解説する。

■目次

1 古建築調査の目的・手順・内容

1-1 調査の目的・手順

1-2 調査の内容

COLUMN 1 調査に必要な道具・服装

2 現地調査1―調査票・実測図の作成と写真撮影

2-1 調査の前に

2-2 調査票の作成

COLUMN 2 建設年代の判定と編年指標

2-3 実測図の作成

COLUMN 3 寸法の測りかた図面の浄書の工夫

COLUMN 4 寸法の測り方

2-4 写真の撮影

COLUMN 5 寺社で必要な写真

3 現地調査 2 ―棟札・史料の調査

3-1 棟札

3-2 金石文・墨書

3-3 文献史料

COLUMN 6 現地調査後の史料調査―報告書作成にむけての準備

4 調査報告書の作成

4-1 報告書作成の意義

4-2 報告書に何を書くか

COLUMN 7 報告書の構成

著者:山岸常人、岸泰子、登谷伸宏

出版社:勉誠出版

サイズ:A5

ページ数:38

発行年:2021.08