日本古代正倉建築の研究
倉庫は人類の計画性の現れであり、古来極めて重要な施設として、その建築には当時の高度な技術が用いられ、その後の建築の発展に大きな影響を及ぼした。本書は、古代律令制国家における正倉建築について、その機能と規模、構造の発生と展開から終焉までを論じ、中世の和様仏堂や神社建築における板倉の伝統、土倉への変換と近世城郭建築の関連をも明らかにする。
■目次
・序 章 本研究の目的と意義
・第一章 律令国家における正倉建築の機能
・第二章 律令国家における正倉建築の規格と実態
・第三章 正倉の構造とその変遷
・第四章 正倉としての板倉とその影響
・第五章 中世倉庫建築の変革とその影響
・付章一 あぜ倉・せいろうなど積重式構法に関する用語規定
・付章二 東日本におけるせいろう造り倉庫について
著者:富山博
出版社:法政大学出版局
サイズ:A5
ページ数:206
発行年:2004.02
