
島の地理学 小さな島々の島嶼性
地球のあらゆる海域に、規模も経済状況もさまざまに分布する幾千もの島々。それらがもつ遠隔性、狭小性、隔絶性、周辺性といった「島嶼性」ゆえの制約に光をあて、境界を限られた陸地ならではの自然と人間社会との関わりを、自然地理学および人文地理学の視点から総合的に描き出す。移民の政治やエスニシティ、ツーリズムの問題も扱った、グローバルな島嶼地理学の定評ある決定版。
■目次
第1章 島 その夢と現実
第2章 島 その形成と性質
第3章 島嶼性 そのプロセスと影響
第4章 島の過去
第5章 島 人々と移住
第6章 コミュニケーションとサービス
第7章 政治と小さな島々
第8章 島で暮らすこと 現代の島の経済
第9章 夢の島 観光は島の問題解決への万能薬か?
第10章 結論 セントヘレナ島、再び表舞台に
序 論
結論 セントヘレナ島、再び表舞台に
著者:スティーヴン・A・ロイル、中俣均
出版社:法政大学出版局
サイズ:A5
ページ数:308
発行年:2018.08