住宅の手触り 12人の建築家による24軒の手触りのいい家
建築家の中村好文の言葉「住まいへの愛着は手触りから生まれる」に触発され、著者が現代を代表する12人の住宅作家と、彼らが住人の思いを読み取り、丁寧に設計を手掛けた24軒の住まいを訪ねる。愛情を持って住み続けられる「手触りのいい住宅」を紹介。中村好文、堀部安嗣をはじめ様々な建築家による「手触りのいい住宅」を紹介する。
■目次
・中村好文 静かな声で語りかける「普段着の家」への想い 「扇ガ谷の家」「羽根木の家」
・堀部安嗣 「高貴にて寛容」な建築をつくりたい 「桜山の家」「逗子の家」
・阿部勤 ヒトの感覚が生かされる棲家を探す 「津田沼の家」「代々木上原の家」
・永田昌民 風景の一部になっていく住宅でありたい 「六甲の家」「所沢の家」
・竹原義二 家には家族を変える力がある 「広陵町の家」「箱作の家」
・川口通正 伝統美とモダニズムの融合を目指して 「熱海・潭亭」「Ash-House」
・吉村篤一 無理なく、無駄なく、自然体で 「松ヶ崎の家II」「堺・三条通の家」
・横河健 別の人生を体験できるのが面白い 「赤堤の家」「上野毛の家」
・柿沼守利 上質の空間、造形の深さは、時間を超える 「香住ヶ丘の舎」「福岡・赤坂の家」
・椎名英三 住宅の空間に、生きている歓びを感じてほしい「星居」「Beige」
・横内敏人 無駄のない、飽きのこない「普通の家」を求めて 「前橋の家」「くぐり庭の家」
・八島正年+八島夕子 誰もが心地いいと感じる住宅をつくっていきたい 「瀬田の家」「上池台の家」
著者:松井晴子、山田新治郎
出版社:扶桑社
サイズ:A5
ページ数:256
発行年:2007.11
