建築意匠論
空間の芸術といわれている建築は、人間にとって最も身近な存在であり、また最も古くから続いている芸術・技術でもある。建築意匠について本書は、人は建築に何を求めているのか(意)、そしてそれにどのようなかたちを与えるのか(匠)、という2点を中心に、古今東西における多様な例をもとにその特質を考察している。建築における空間、場所、光の作用、部屋の要素-門・窓・炉端、建築においての表現、支えることと囲うこと、幾何学と自然、建築の要素-柱・壁・床・階段・屋根、建築においての秩序などの15章構成。
香山壽夫。
著者:香山壽夫
出版社:日本放送出版協会
サイズ:A5
ページ数:159
発行年:2004.05
