ビルに歴史あり パレスサイドビル物語
日本を代表する近代建築のひとつに選ばれ、21世紀における都市景観の羅針盤と評されるパレスサイドビル。1966年の開館から40周年を迎える今、その革新的な建築技術・デザインと、それを具現した情熱の原点を解読する。
■目次
・はじめに
・21世紀の都市空間をデザインするパレスサイドビルの現在
・都市における都市のための都市のような建築 宇野求
・パレスサイドビル誕生への軌跡と毎日新聞社の引っ越し大作戦
座談会「パレスサイドビル誕生(再録)」保母道雄・殖栗文夫・山本光春・塚本猛次・石渡雅男・石河晃太郎・遠山久・林昌二・浜口隆一/大新聞の引っ越し作戦 ニュースは休んでくれない(再録)
・高度経済成長期の東京に生まれた白亜の円筒を配した鉄とガラスのモダニズム建築
・対談「デザインや技術、モノづくりに対する高い志を結晶させた大規模複合ビルの先駆」林昌二・藤岡洋保
・今も屋上に生きるイサム・ノグチの精神
・都心を360度俯瞰できる屋上からの展望
・変貌する都市景観 航空写真に見るパレスサイドビルの40年
・エピソード
・パレスサイドビルの概要
・参考・引用文献
・あとがき
著者:毎日ビルディング
出版社:毎日新聞社
サイズ:305×220
ページ数:111
発行年:2006.10
