イギリスの大聖堂・歴史の旅
教会の母聖堂である大聖堂は、過去の遺産であると同時に、現在も脈々と生き続けており、訪れるたびに別の顔が見えてくる。本書では、日本人に比較的なじみのある21の大聖堂を中心に、イギリスの文化や歴史の世界を、知られざるエピソードを盛り込みながら活写したもう一つの「英国」文化史である。本書の内容はすべて、現地に足を運んで調べた上で執筆されており、ガイドブックでは知り得ない内容が随所に散りばめられている。英国ファンには堪らない一冊。
■目次
・第1章 大聖堂ことはじめ
大聖堂の歴史
・第2章 ロンドン・イングランド南東部
セント・ポール大聖堂/サザック大聖堂/ロチェスター大聖堂/カンタベリー大聖堂/ウィンチェスター大聖堂
・第3章 イングランド東部
ベリー・セント・エドマンズ大聖堂/イーリー大聖堂/ピーターバラ大聖堂/ノリッジ大聖堂
・第4章 イングランド西部・南西部
ソールズベリ大聖堂/ウェルズ大聖堂/グロスター大聖堂/ヘリフォード大聖堂/ウスター大聖堂/エクセター大聖堂
・第5章 イングランド中部
サウスウエル・ミンスター/リンカン大聖堂/リッチフィールド大聖堂
・第6章 イングランド北部
ヨーク・ミンスター/リポン大聖堂/ダラム大聖堂
・あとがき
・参考書目
・索引
著者:石原孝哉、市川仁、内田武彦
出版社:丸善
サイズ:190×130
ページ数:255
発行年:2005.06
