コンパクト建築設計資料集成 バリアフリー
「バリアフリー」という概念自体は話題になって久しいが、現実の住宅、教育施設、商業施設といった各種建物や移動空間である道路など、これまでは社会的なあらゆる状況が対応不十分であり、世界的に見ても日本の実情は極めて遅れていると言わざるを得なかった。 しかしながら、各種交通施設への法制度整備をはじめ、百貨店や劇場・病院等のバリアフリー化が義務規定に強化されるなど、ここへ来て障害者や高齢者のための大改革が目前にまで迫っている。本書では、建築の計画や設計に不可欠な「バリアフリー」の基礎から応用までのすべてを、図面、写真、各種データを用いてわかりやすく解説する。これからの建築設計には必要不可欠な一冊。
著者:日本建築学会
出版社:丸善
サイズ:A4
ページ数:154
発行年:2002.04
