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まちづくり教科書 第10巻 地球環境時代のまちづくり

セール価格 1,980円(税込)

まちづくりは、景観、町並み保全、安全・安心、商店街活性化といったさまざまなテーマを持って各地で展開されている。これら個々のテーマによって特徴付けらるまちづくりの基幹をなしているのが環境配慮の大きな流れである。本書は、「地球環境時代の人間環境づくり」をテーマに据え、コンパクトシティ、農と都市の共存、都市緑化といった基本的手法から環境配慮型まちづくりのための実際的な取り組み方、さらに世界各地および日本各地で行われている多くの事例を紹介する。

■目次

・第I部 めざす方向

第1章 基本的な視点

地球環境時代における人間環境づくり/地球圏・生命圏と共存した人間圏の創造/自然と経済のエコロジカルデザイン

第2章 めざすまちの姿

まちを耕す:農のあるまちづくり/まちをまとめる:コンパクトなまちづくり/まちを冷やす:心地よいまちづくり

・第II部 まちづくりの手順

第3章 地域を読み取る

地域の履歴と今を読む/地図を読み、作って地域を分析する

第4章 分析からテーマの発見・統合化へ

分析からテーマを発見し、統合する/自然が蘇るまちづくり

・第III部 事例に学ぶ

第5章 世界のエコロジカルなまちづくり

カルフォルニア州デイヴィス市(USA)/IBAエムシャーパーク(ドイツ)/ライネフェルデの団地再生(ドイツ)/ミュンヘン・ヘルマンスドルフのエコロジーファーム(ドイツ)/英国のシティ・リージョンを舞台とした新たな地域空間戦略(イングランド北部)/CATとエコロジカルな流域づくり(ウェールズ)/北欧のエコアイランド(スウェーデン・デンマーク)/自給自足のまちづくり(キューバ)/人間都市クリチバ(ブラジル)/世界のエコビレッジ運動

第6章 日本のエコロジカルなまちづくり

密集市街地の環境再生-世田谷区太子堂・三宿/公営住宅団地の環境共生型建替え-世田谷区深沢環境共生住宅の場合/グリーンストックと環境配慮型居住者参加の団地再生-武蔵野市緑町団地/コーポラティブ・コミュニテイ-欅ハウス/南の島のエコビレッジ-屋久島環境共生住宅/地産地消の家づくり/都心工場のコンバージョンによる公園づくり-ノリタケの森/地域自立型エコロジカルなまちづくり・むらづくり/環境自治体会議の活動/まちづくりとしてのエコキャンパス化-武蔵工業大学環境情報学部・日本大学藤沢キャンパス

著者:日本建築学会

出版社:丸善

サイズ:B5

ページ数:147

発行年:2007.10