現代建築家20人が語る いま、建築にできること
コールハース、ヘルツォーク&ド・ムーロン、ゲーリー、フォスター、リベスキンド、ズントーなど、世界的に活躍する現代建築家20人に直接インタビューを敢行し、建築や時代を巡るその生々しいやりとりをそのまま収録した「TALKING ARCHITECTURE」の翻訳書。インタビュアーは、建築への深い愛情を持つ社会派ジャーナリストHanno Rauterberg。ジャーナリストとしての批判的視点で鋭く建築家に切り込み、それぞれの建築家のきわどい本音を見事に引き出しています。インタビューを通じて、手がけた建築作品などを通じて、現代という時代のとらえ方やモダニズムに対する考え方の違い、現代建築がどこへ向かうのか、といったことを語り、さらに、本書で取り上げる他の建築家達との緊張感あふれる微妙な関係性なども浮き彫りになっています。フィリップ・ジョンソンとの対話も今や貴重な発言録と言える。
■目次
・デジタル・モダニズム
・インタビュー
セシル・バルモンド/ギュンター・ベニッシュ/ピーター・アイゼンマン
ノーマン・フォスター/フランク・ゲーリー
マインハルト・フォン・ゲルカン&フォルクヴィン・マルク
ザハ・ハディド/ジャック・ヘルツォーク&ピエール・ド・ムーロン
フィリップ・ジョンソン/レム・コールハース/ダニエル・リベスキンド
グレッグ・リン/オスカー・ニーマイヤー/フライ・オットー/I.M.ペイ
ロバート・ヴェンチューリ&デニス・スコット・ブラウン/ピーター・ズントー
・エピローグ
・訳者あとがき
著者:Hanno Rauterberg、水上優
出版社:丸善
サイズ:A5
ページ数:158
発行年:2010.04
