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アルゴリズミック・デザイン実行系 建築・都市設計の方法と理論

セール価格 3,520円(税込)

アルゴリズミック・デザインの国際的な第一人者である著者が、誰でもアルゴリズミック・デザインを「実際に動かしてみる」ことができるようにと記した、新しいタイプの本。ここで取り上げているプログラムの多くは、ウエブサイトからダウンロードして、本書の解説に従って、PC上で動かすことができる。

本書はプログラムの技術書には留まらず、その背景や思想についての考察を展開し、全体として、読者の今後の自発的なデザインの、契機となることを意図した構成としている。

■UNIT 1 実行編

・簡単プログラム

 「constellation」/点群からパターンを見つける

 「tree」/線のパターンをつくる

 「pillars」/簡単構造プログラム

 「dinner table」/好き嫌いの配列プログラム

 「particle flow」/Kazanami 波と粒子

 「Lissajous」/数式から生まれるかたち

・「誘導都市」その1

 「太陽神の都市」/SUNGOD CITY シリーズ

 「視線の都市」/PRVACITY シリーズ

・プログラムのつくりかた

 プログラムって何/Processingを使おう

 GHを動かしてみよう

・「誘導都市」その2

 「新・発生街区の都市」/neo Generated City Bloods

 「neON DEMAND CITY」/「形力」KeiRiki シリーズ

 デザイン×構造→建築

■Unit 2 理論編

・設計は 何のために するのか

 設計には かなえるべき条件がある

 しかし数値化できない 条件がある

 数値化できない条件と 満たせない条件を どうやってかなえるのか

・世界は「設計」されている

 環境選択としての・樹/木生物のデザイン

 因果律としての、雲/物理のデザイン

 経路依存としての、都市/無意識のデザイン

 デザインに 理由はあるか/科学としてのデザイン

・世界を設計する 6つの方法

 インテュイションデザイン/ペンさえあればデザインはできる

 スライダーデザイン/つまみを動かして、デザインする

 シミュレーションデザイン/見える化すれば、デザインしやすい

 ほか

・「柔らかい科学」としての設計

 昔からずっとこうしていたのか 建築家以前のデザイン

 折りたたまれ 伸び縮みする、時空間 いま、そこにない、秩序

 重力がなければ 仮想世界のデザイン

 ほか

著者:渡辺誠

出版社:丸善

サイズ:A5

ページ数:168

発行年:2012.11