
住まいの百科事典
住まい(住居)とは、あらゆる人々が健康で快適な暮らしを提供する場である。近年、急速な少子高齢化やライフスタイルの多様化などにより、暮らし方や住まいの概念、そしてその在り方や形態も大きく変貌している。こうした状況において、住まい手が、自身に合ったより良い暮らしを手に入れるためには、住まいにまつわるさまざまな知識を習得する必要があるものの、多くを専門家に頼りきっているというのが現状だ。
本事典は、住まい手に対して、現在の住まいにまつわる状況と、本来あるべき住まいの姿について、その基礎から応用までをわかりやすく解説した中項目事典となっている。
■目次
1章 気候・風土と住まい
2章 歴史から読み解く住まい
3章 住まいの計画
4章 構法・構造・材料
5章 環境
6章 設備
7章 多様な生活者を支える住まい
8章 都市・農村計画
9章 住宅の需要と供給、そして政策
10章 住まいの維持管理
11章 住居にかかわる職能
12章 災害と住まい
13章 多様化するライフスタイルと住まい
14章 住教育の取組みに向けて
15章 持続可能な社会から見た住居
著者:一般社団法人日本家政学会
出版社:丸善
サイズ:A5
ページ数:742
発行年:2021.04