ゴシックの本質
ジョン・ラスキンの代表作のひとつ「ヴェネツィアの石」の中程にあたる第二巻第六章「ゴシックの本質」を訳出したもの。高貴なる荒々しさ、革命的装飾を称えよ。ターナー、ラファエル前派の擁護者にしてアーツ・アンド・クラフツ運動の直接の源流、ラスキン美学・思想の精髄を明晰かつ流麗な新訳でおくる。ケルムスコット・プレス版にならい、ウィリアム・モリス序文を付す。
■目次
・ウィリアム・モリスによる序文
・ゴシックの本質「ヴェネツィアの石」の一章
・補足図版
・訳注
・訳者解説
著者:ジョン・ラスキン、川端康雄
出版社:みすず書房
サイズ:四六
ページ数:211
発行年:2011.10
