建築を考える
ペーター・ツムトア(ピーター・ズントー)、初のエッセイ集。素材、土地がもつエネルギー、構造と細部、光と影の設計に徹底的かつ創造的にとりくみ、詩的で情感にみちた、類まれなる建築空間を生み出してきた建築界のカリスマが理想の建築、美、光について・・・論理を超えて信じ、実在させたいと願うものへの思いを綴る。長く邦訳が待たれた名著が、精確で美しい日本語訳によって遂に刊行。函入。
ブックデザイン=葛西薫/写真=杉本博司
■目次
・物を見つめる
・美しさの硬い芯
・物への情熱
・建築の身体
・建築を教える、建築を学ぶ
・美には形があるか?
・実在するものの魔術
・風景のなかの光
・建築と風景
・ライス・ハウス
著者:ペーター・ツムトア、鈴木仁子
出版社:みすず書房
サイズ:A5変
ページ数:126
発行年:2012.05
