サードプレイス
居酒屋、カフェ、本屋、図書館・・情報・意見交換の場、地域活動の拠点として機能する〈サードプレイス〉の概念を社会学の知見から多角的に論じる。全編を通じ、オルデンバーグが(サードプレイス)に向ける期待は揺るぎない。そこには長年「とびきり居心地よい場所」に親しみ観察してきた者の実感と、「コミュニティの問題は住民の力で解決できる」という市民魂がみなぎっている。店舗設計、都市計画、マーケティング、地域社会づくりの分野に刺激を与えつづけてきた書の待望の邦訳。
■目次
・序論
・第一部
アメリカにおける場所の問題
サードプレイスの特徴
個人が受ける恩恵
もっと良いこと
・第二部
ドイツ系アメリカ人のラガービール園
メインストリート
イギリスのパブ
フランスのカフェ
アメリカの居酒屋
古典的なコーヒーハウス
・第三部
厳しい環境
男女とサードプレイス
若者を締め出すということ
めざすは、よりよい時代と場所
著者:レイ・オールデンバーグ
出版社:みすず書房
サイズ:四六
ページ数:480
発行年:2013.10
