
青森 1950-1962 工藤正市写真集
昭和30年代の青森で、人知れず奇跡の瞬間を撮り溜めていた写真家がいた。没後、発見されたフィルムの束。そこに写されていたのは、戦後の青森に生きる人々の日常の姿と、やがて失われる情景への思慕にみちた、故郷を愛する写真家のまなざしである。家族がインスタグラムで発表するや、国内外の写真ファンの間で話題に。工藤正市の写真の魅力に、今、世界は目を奪われている。
残されたプリントとフィルムから一挙366点を収録
写真家の写真雑誌入選作をたどる略歴を付す
青森市街の撮影ポイントを示す地図を掲載
著者:工藤正市
出版社:みすず書房
サイズ:A5変
ページ数:408
発行年:2021.09