構造の世界 なぜ物体は崩れ落ちないでいられるか
刊行以来50年にわたり愛読されてきた、構造力学の入門書の改訳復刊。
構造力学は、決して建物や橋だけにかかわる学問ではない。著者曰く「あらゆる植物や動物、そして人間の作るほとんどすべてのもの」、つまり「すべての物体は事実上何らかの構造物なのである」。著者はその言葉の通り、建物や橋だけでなく、船、飛行機と鳥の羽、樹木と弓矢、腱と骨、風船と血管、芋虫とコウモリ、服やソーセージに至るまで、あらゆるものを構造物として見る方法を縦横無尽に語っていく。
構造物の壊れ方は驚くほど多様で、えてして私たちの「想定外」をするどく突いて起きる。本書では、“補強”した結果かえって事故が増えてしまった飛行機や、図らずも非常に転覆しやすい構造となってしまった船、想定されるべき強風で崩壊した橋など、事故のエピソードも随所で紹介される。
DIY好きから建築家の卵まで、ものづくりを志すすべての人に贈る一冊。
■目次
目次
まえがき
謝辞
著者について
第1部 難産の末に生まれた材料力学
第2部 引張りの構造
第3部 圧縮と曲げの構造
第4部 構造と設計
追記 公式の利用および構造設計ということについて
補遺 圧縮荷重を受ける柱およびパネルの構造的効率について
図版リスト
索引
著者:ジェームズ・E・ゴードン、石川廣三
出版社:みすず書房
サイズ:四六
ページ数:384
発行年:2026.07
