近代京都の改造 都市経営の起源1850~1918年
近代日本において「都市経営」という観点はいかに形成されたか。本書では、琵琶湖疏水、水力発電、市電など都市改造事業を展開した近代京都を、市民自治形成と関連させつつ、東京や大阪等との比較の中で検討する。
■目次
・はしがき
・一部 「三都」からの没落の危機感と都市改造
幕末維新期京都の都市行政 小林丈広
都市経営と京都市の改造事業の形成1895~1907 伊藤之雄
明治後期の琵琶湖疏水と電気事業 白木正俊
京都市の都市改造事業と外債 佐野方郁
京都市の都市改造と道路拡築事業 烏丸通・四条通を例として 鈴木栄樹
京都電気鉄道の「栄光」 田中真人
京都鉄道の創設と近衛篤麿 松下佐知子
・二部 市民の自治と市政の形成
明治期京都の自治と連合区会・区会 秋元せき
京都の町組織の再編と公共的業務 清和院町を中心に 小林丈広
京都市の都市構造の変動と地域社会 1918年の市域拡張と学区制度を中心に 松下孝昭
防疫行政の展開と京都市の伝染病院 松中博
・参考文献/あとがき/関連年表/人名・事項索引
著者:伊藤之雄
出版社:ミネルヴァ書房
サイズ:A5
ページ数:376
発行年:2006.04
